天界と神霊界

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霊界旅行をするときに、所謂低次元の霊界(地獄界、修羅界、餓鬼界、支配界)の想念を克服した世界へいくがあります。

天界と呼ばれるところは、人間にとっては何不自由なくこの上もなく素晴らしく世界と思われているようですが、この世に生まれて来る前はみんなここに居たわけですので魂の故郷とも呼べるところかもしれません。この世界は次の転生に備えて、エネルギーを浄化しているところです。私自身も、「死んで間もない霊」、「浄化して霊界に行った霊」や「また新しく今世に生まれてきた霊」の特徴を比較してみると天界というところはは魂の浄化・充電のために必要なところだと考えることが自然に思えます。

但しこの天界と呼ばれるところは人間にとっては最終的なゴールではなく、この天界も克服すべきところとなのです。なぜかというと、この世界は何不自由なく幸せに生活が出来るところですが、残念ながらこの天界のさらに上のレベルに神霊界があり、人間の魂はこの上のレベルへ発展していこうとする旅の途中だからです。肉体を持って、制限のある人間としての転生を繰り返すことで天界では得られない霊的気付きや叡智を獲得して天界の次のレベルへ発展しようとしているようです。これを輪廻転生からの離脱と考えていただいても良いと思います。

天界のさらに上のレベルは神界(神霊界)などと呼ばれており、「無条件の愛」「共存・助け・癒し」の想念エネルギーが特徴的な世界です。そこの住人はとてもフレンドリーであり、人間 を遥かに超え高度な霊性をそなえており、人間の何生にもおよぶ情報をも知る存在が多々います。 私の場合は、十数生にわたる生を見渡たすことが出来る神霊(守護霊)とコミュニケーションを行ったことがありますが、情報の質や量などまさに人間離れしており、とてつもない神々しいエネルギー・バイブレーションで満ちていました。人間から観れば、まさに圧倒される存在なのでした。このようなエネルギー存在の特徴は「他の魂への霊的サポートを主要なテーマと考えている」といっても良いと思います。

しかし残念ながら通常の霊界旅行では神界のような非常に高度な霊性を持つ存在がいるところへ行くことは非常 にまれです。私の場合は、最初にこのような世界に行ったときは、明らかに守護霊(ガイド)が私の手を引っ張って無理やりそこに連れて行かれたことを非常に鮮明に覚えています。またそこに行く前に地球の想念体の外に出て行くような光景が見えました。このような高次の霊界旅行は通常は守護霊(ガイド)が連れて行ってくれる場合が多いと思います。そこは地球の想念エネルギー (天界も含む)とはかけ離れているのです。

地球の想念エネルギーは分離の概念からできており、その概念が基礎となり怒り・憎しみ・死の恐怖・競争・闘争・論争・非難・貪り・執着・支配 (崇拝)・盗み・殺し・戦争などのエネルギーが生まれているところなのです。ですので人間がこのような高次の霊界にいくために、その正反対の「無条件の愛」「共存・助け・癒し」の想念エネルギーを完全に体現していなければならないからです。

また高次の霊界からは、非常に豊かなで高度で知恵のある情報がもたらされます。もしあなたがビジネスをされている場合はいい商品や取引先が見つかったり、よい会社に就職できるかもしれません(物質的・経済的豊かさの恩恵)。またもう必要でない人や会社と縁が切れたりすることもあるでしょう(人間関係の向上)。音楽や芸術に才能があるかたは、天界のすばらしいメロディーやオブジェクトをもらうことも出来ます(文化芸術の才)。

低次元の霊界からくるものをあてにしていると、最後には必ず、欠乏・困窮・病気・失望・死などの悲惨な結果に陥ることになります。しかし高次の霊界からくるものを信頼すれば、最後には必ず成功・豊かさ・幸福・友情・信頼などのよい結果・豊かな結果・愛ある結果が訪れるのです。あなたはどちらの世界を選びますか?