モンロー研究所

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1915年米国生まれ
1995年死去

1950年代より米国にて独自の音響技術を用いた体外離脱に関する先駆的な研究を行う。1974年に米国バージニア州にてモンロー研究所を設立し約四〇年以上に渡り人間の意識とサウンドの関係を研究する。

モンロー研究所では、体外離脱を誘発するヘミシンク(R)音響技術を用いたテープやCDを多数開発・販売している。体外離脱やフォーカスという概念を使った変性意識状態を学習するためにお勧めするのはGatewayExperienceというモンロー研究所の主力教材がよい。これは同研究所で開催されているGateway Voageという滞在型のワークショップを家庭で学習できるように改良されたものである。全部で18枚のCDからなり、内容はヘミシンク(R)音と呼ばれるBGMに誘導瞑想用の英語ナレーションが付加されたものだ。

私は体外離脱を経験して10年以上(1995)たってこの教材を試してみましたが、ヘミシンク(R)音の強力な効果を始めたときから実感でき変性意識状態になるのをすぐに感じました。また第1巻のExploration Sleepというセッションで実際に体外離脱することが出来ました。体脱した時は、モンロー研究所で使用しているヘリコプターのようなパタパタという音が非常に強く聞こえていたのを覚えています。その後この教材は非常に奥深い内容を持っているのでもっとしっかりと学習しなければもったいないと思いました。

この教材でだれでもすぐ簡単に体外離脱できるかといえば、それは少し難しいかもしれない。しかし既に金縛りや体外離脱を一度経験している人の場合は効果をすぐに感じれると思う。また体脱はしないにしてもヘミシンク音の強力な効果は多くの人が実感出来ると思います。所謂、変性意識状態を比較的簡単に体験できるものであることは確かだとおもいます。

研究所内では体外離脱に関するより高度なワークショップも開催されており、世界的に高い評価を得ています。国内でも「究極の旅」(日本教文社)、「魂の体外旅行」(日本教文社)などが発売されており、体外離脱に関する体験を紹介している。立花隆氏の「臨死体験」にも同氏の紹介文が記載さている。最近では坂本政道氏の著書「死後体験」や「死後体験II」でモンロー研究所の最新のワークショップの体験談も紹介されている。モンロー研究所の最新のワークショップの情報は他ではほとんど紹介されていませんので、興味のある方は是非読まれることをお勧めします。内容は地球外の惑星や銀河系、銀河団、ドメインウオールなど宇宙へ行き、そこで様々な体験を経験されてきたことが書かれています。

2006年現在、モンロー研究所は娘さんのローリーモンロ女史が運営している(注:現在は他の後継者が運営)。初期のゲートウエイ教材はロバートモンロー氏がナレーションを行っていたが、最近になって発売された教材ではローリーモンロ女史がナレーションを行っています。

ヘミシンク音のように音を使った瞑想は古くからよく使われています。一番古くからあるのは、マントラヨーガであり、複数の人間の発する安定したマントラの音声を聞いて、変性意識状態へ導く技術があります。チベット密教でも僧院で多くの僧侶が声を出して非常に強力な瞑想用BGMをつくりだしているところをTVなどで見たことがあると思います。現代文明ではこのような理想的な環境を利用できませんが、CDやテープの力を借りて擬似マントラ環境を作り出せるようになったのです。音ととしは、リラックスできるバロック音楽などでもよいですし、うなり音やホワイトノイズ、ピンクノイズといわれるノイズ音でもよいのです。もっと進んだ形態として、モンロー研究所ではヘミシンク(R)音というものを使っているのです。

ちなみに、わたしはロバート・モンロー氏が亡くなられた1995年にこのGatewayExperienceの教材の日本語翻訳の仕事に携わるという好機に恵まれモンロー研究所の研究内容の奥深さと素晴らしさを垣間見ることが出来ました。また1996年から多くの方々に実際に体外離脱の技術を教えるという貴重な体験もさせてもらっています。

米国モンロー研究所