変性自我

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変性自我はエゴとか肉体的意識とも呼ばれます。真我やハイアーセルフの対極に位置するのが変性自我です。体外離脱をする前はほとんどの方が、この変性自我と肉体が本当の自分だと思われているでしょう。しかし体外離脱した後では、肉体的な意識(変性自我)を超えたあたらしい拡張された意識を体験されることでしょう。たとえば新しい意識として、肉体の領域の外に存在する意識というものが感じられるかもしれません。アストラル界やコーザル界などでは「自分の存在が肉体を超えたところにある」という感覚を実感されるでしょう。例えば気体のような流動体として存在したり、雷のような稲光のエネルギーとしての存在することもあるでしょう。しかし体外離脱から帰ると、急激に意識が収束したように感じ、肉体に閉じ込められるような感覚を感じられるとおもいます。それと同時に一瞬にしてテレパシーや他の存在とのつながりなどの意識も消えうせていくことでしょう。

多くの精神世界の書籍によると、「そもそもは魂は真我やハイアーセルフとして存在していたが、肉体という制限の世界有限の世界分離(神なる意識から切り離された)の世界を探求しようとして、肉体という最も波動の粗い身体に宿るようになった」と言われておりますが、この考えに私も同感します。体外離脱としたいという人間の欲求は、「再び真我やハイアーセルフとしての存在した状態に戻りたい」との魂の欲求の裏返しであるように思えてなりません。体外離脱をしたいと望む人は「統合から分離へ」と進んできたプロセスをもうそろそろ修了し、今度は逆に「分離から統合へ」戻っていくプロセスに入っていく人なのです。

実際に体外離脱の経験を積んでいくと、霊界にてこの統合のプロセス分離のプロセスなどを詳細に教えてくれる場合があります。多くは守護霊(ガイド)などが介在してこのような霊的に高度なメッセージを受け取ることがあるのです。もちろんこのような霊的な経験は非常に貴重なものであり、本当に感動ものの体験であることを最後にコメントしておきましょう。